株式会社コネクトライ

すぐに始めたい、ふるさと納税

いつもは佐賀県佐賀市で業務効率化コンサルタントをしておりますが、元会計事務所勤務、FP1級を活かして、ふるさと納税についてまとめました。

 

■ふるさと納税とは

ふるさと納税とは生まれた市町村、応援したい自治体に寄付することができる制度です。寄付をすることによって寄付金額の一部が所得税及び住民税から控除することができ、寄付をする自治体によってはその地域の名産品などのお礼の品も用意されております。応援したい自治体に寄付をし、「寄付した金額-2,000円」の税額控除が受けられ、かつ返礼品をもらえる制度です。

 

■どうやって寄付をすればいいのか

ふるさと納税をしたい場合、自治体と直接やり取りする方法もありますが、おすすめはふるさと納税ポータルサイトを利用することです。

ふるさと納税ポータルサイト利用をすればネットショッピングをしている感覚で返礼品を選択し寄付ができます。

・主なふるさと納税ポータルサイト

さとふる

ふるさとチョイス

楽天ふるさと納税

ふるなび

 

ちなみに私は楽天ユーザーでもあり、楽天ふるさと納税を使用しております。寄付をすることで楽天ポイントも貯まりますし、楽天ユーザーであれば新規登録は不要で、サイトの利用ができます。

 

■確定申告は必要なのか

ふるさと納税をする場合、確定申告をすることによって控除が受けられます。しかしワンストップ特例を使用することによって確定申告をしなくてもよくなります。

ワンストップ特例を使用できる条件は、もともと確定申告をする必要のない給与所得者等の方であり年間寄付先が5自治体以内の人が対象となります。ワンストップ特例の注意事項としては住民税(翌年6月から適用)のみ控除対象となります。ワンストップ特例を使っても全体的な控除の金額に差がでることはありません。

ただ、わたくし個人の意見にはなるのですが、最近は確定申告も国税庁のホームページにある確定申告書等作成コーナーにて、無料で簡単に作成することもできるようになっているため、ふるさと納税を機に確定申告に挑戦することもお勧めです。確定申告をすることで改めて自分の年収や控除されている社会保険料や所得税などにもより関心が向き、将来の家計を見直す、いい機会になるのではないかと思います。もし、確定申告をされる場合は各自事体から送られる寄付金受領証明書の保管が必要になります。

 

■いつまでに寄付をすればいいのか

ふるさと納税に期限はなく、1年中受付をしております。ただし、当年度の所得税還付、住民税の控除を受ける場合は、1月1日から12月31日までに寄付が必要です。ポータルサイトを利用する場合、決済完了又は入金した日が受領日となるため、期限ぎりぎりの寄付で、コンビニ支払いの場合は注意が必要です。また、ワンストップ特例を利用する場合は自治体に申請書を1月10日必着ですので、ゆとりをもって寄付されることをお勧めします。